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会社がなくなってもあきらめるな

会社が潰れていても(廃業・倒産)、アスベスト被害給付金の申請はできます!
勤務先が潰れていても(廃業・倒産)、アスベスト被害給付金の申請を諦めないでください!

勤務先が存続していることは受給の要件ではありません!

「アスベストを扱った作業をしていて、アスベスト関連疾患(中皮腫、肺がん、石綿肺、びまん性胸膜肥厚、良性石綿胸水)になってしまいました。でも、勤務先がつぶれちゃっていたら給付金は申請できないですよね」など、勤務先の倒産や廃業しているからとの理由で、労災保険、石綿健康被害救済給付金、建設アスベスト給付金などのアスベスト被害給付金の申請自体を諦めてしまっている方がいらっしゃいます。

結論からいうと、勤務先が倒産(廃業)しても申請はできます。給付金申請にあたり、会社が存続していることは、被害者救済を目的とした給付金の申請要件ではありません。

ただし、勤務していたことを証明する書類などが必要となります。これらの書類を、申請に慣れていない一般の方が用意することは大変ですので、弁護士に相談・依頼することをおすすめしております。

勤務先が潰れてしまっていても、アスベスト給付金の申請はできます。当事務所の事例でも、30年以上前に勤務していたアスベスト取扱いの工場が既に閉鎖してしまっていた例で、年金の被保険者記録照会回答票、工場の不動産登記簿謄本などを調べて労基署に申請することで、無事に労災保険が認定された例があります。ご自身の判断で「ダメだろう」と諦めずに、早めに弁護士へご相談ください。